2.除菌効果
微生物に対するオゾンの除菌作用は次のように言われています。
- オゾンが細胞壁または細胞膜に作用し、次いで脂質の二重結合に反応が生まれ、細胞が分解される。
- 微生物細胞の表面にオゾンが作用する。
- 微生物酵素が酸化する。
- 細胞壁にオゾンが作用し、細胞透過率に変化が生じ、細胞が分解する。
オゾンによる除菌は、簡単に言えば溶菌といわれ、細菌の細胞壁の破裂、又は分解によるものです。塩素が細菌の細胞壁を通して拡散し、酵素を侵し、結果として死滅させる作用とは基本的に異なり、溶菌では塩素殺菌等で問題になっている耐性菌が作られません。

水中でのオゾンによる細菌の殺菌についての実験報告が多く発表されています。例えば大腸菌の場合、塩素では濃度0.1~0.2mg/Lで不活性化するのに対し、オゾンでは0.02~0.042mg/Lで不活性化すると言われています。
このことは、オゾンは塩素の約1/10程度の低濃度でも有効であることを示しています。 また、O157大腸菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌などについても同様な結果が得られます。





